前のページへ


生活 > 民間伝承 > 神話
 
 
名称
三久保
読み
ミクボ
場所
阿蘇町
連絡先
 
所有者
 
概要
米塚は杵島岳の西側にある頂上が少しへこんだ丸い小山ですが、大明神の時代は、お米の山だったと言われています。ある日、一人のあわれな乞食がやってきて「病に冒された、あわれな乞食です。どうか恵んで下さい」と大明神にお願いしました。大明神はすぐに米塚の上部の米をひとすくいすくって乞食に与えたため、今も山の頂がへこんでいるそうです。また、内牧温泉の西の三久保という集落には三つの小さな丘があり、ある時、大明神がこしき岩でもち米を蒸して作られた餅を三クボ投げられ、その時にできた丘が三久保と言われるようになったそうです。