前のページへ


生活 > 民間伝承 > 神話
 
 
名称
的石
読み
マトイシ
場所
阿蘇町
連絡先
 
所有者
 
概要
阿蘇大明神は往生岳の頂上から尾ヶ石の的石を的に、矢を放ちました。その矢を集める役をしたのが鬼八と言う若者でした。元気者の鬼八も往生岳の頂上から的石まで約4キロの道を、矢を追って往復するうちくたびれ、腹が立ってきました。そこで、鬼八は足の指に矢を挟み大明神に投げ返しました。怒った大明神は鬼八を捕らえようとしましたが、鬼八は岩山を蹴破って逃げ回りました。南郷谷と矢部の間の大矢山中にある岩穴はこのとき蹴破ってできたと言われています。