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名称 |
地磁気変化 |
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中岳火口周辺における最近の地磁気変化は、北型(C3)と南型(S0,C1,W1)に大別される。このことから、地磁気変化の源は第1火口直下の比較的浅部にあると考えられる。最近の変化に熱消帯磁モデルを適用すると、1998年3月に始まった消磁(蓄熱・温度上昇)傾向は、2000年3月以降、やや停滞しているように見える。C1の変化に着目すると、2000年5月現在の全磁力レベルは過去6年間で最も低く、消磁が進行した状態にあることになる。なお、図示した日値は各観測点の1分値もしくは5分値から火山研究センターの値を差し引い
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